病気や怪我(骨折、片麻痺など)で片手しか使えなくなると、計量スプーンを使って調味料を計ることが基本的にできなくなります。
しかし、片手だけしか使えなくても工夫したり練習したりすれば、計量スプーンを使って調味料を計ることが出来るようになります。
そこで今回は自宅にありそうなものを使って、調味料を計る方法をご紹介します。
方法1<小皿を使って計る>
計量スプーンの柄を小皿のふちにので、計量スプーンを平行にした状態で計る。
小皿のふちの高さによっては、計量スプーンを平行にできない場合があるので、綺麗な布巾や小さなタオルと併用して使用する。
方法3<綺麗なタオルを折りたたんで計る>
綺麗なタオルを折りたたんで、計量スプーンを沈めて平行にする。
方法4<(①底が平らな大きめのお皿、お盆、タッパー、まな板)><(②折りたたんだ布巾、小さな角材)>①②の中から1つずつ選んで計る
底が平らな大きめのお皿、お盆、タッパーの中や、まな板などの上に、計量スプーンを置き、計量スプーンの柄のほうに、高さの合う何か(折りたたんだ布巾、小さな角材、その他)を置く。
ここからは市販品のものを使って測る方法です。身近のものを使用するより衛生的だったり、時短になったり、時間は少しかかるけれどきっちり計れたりします。
方法1
計りと小皿を使って量る。
大さじ小さじのグラム数については、農林水産省のホームページを参考にしてください。
方法2
「置いて量れる計量スプーン」を使う。
これ1つあれば、片手で、大さじ1、大さじ1/2、小さじ1、小さじ1/2を量ることができます。
方法3
「プッシュワンⅯ醤油さし」を使って量る。
計量スプーンを使わずに、ワンプッシュだけで、大さじ1、小さじ2が出せる調味料入れです。