「楽々箸」と「ソフトバリアフリー箸トング式」のどちらを選ぶかで迷われる方が結構いらっしゃいます。
以下に詳しい情報を掲載しましたので、こららの箸を選ぶ際の参考になさってください。
全長:大22.5㎝、中19.5㎝、小17㎝
重さ:大26ℊ、中20ℊ、小16ℊ
色:1種類のみ
材質:積層強化木、ステンレス
利き手:左右兼用
耐熱温度:110℃
注意事項:食器洗浄機使用可、食器乾燥機使用可、煮沸消毒可
全長 :20.5㎝
重さ:16ℊ
色:赤、紺、木目
利き手 :左右兼用
材質:ABS樹脂
耐熱温度:70℃~-20℃
注意事項:食器洗浄機機、食器乾燥機に対応していない。塩素系漂白剤の使用や煮沸消毒禁止。
画像 楽々箸
楽々箸とソフトバリアフリーはしトング式箸は
操作性の難易度の面で似ています。
双方のお箸共に
脳梗塞や脳出血などによる片麻痺の人であれば
麻痺がごく軽度の人、麻痺ごく軽度の状態まで回復してきた人に適したお箸です。
双方のお箸共に、リウマチの人であれば
それほど状態が悪化してない軽度のリウマチの人に適したお箸です。
ただ、操作性について厳密にいうと
楽々箸の方が若干ですが簡単になります。
なぜなら、下の画像のように「楽々箸」は鉄製のジョイントの矢印の部分が箸を閉じたときに互いに当たるように設計されているのでよほど力の力が入らない限り箸先がずれないようになっています。
画像 楽々箸
一方、下の画像のように「ソフトバリアフリー箸トング式」の場合は、箸と箸が一体化して名前の通りトングのような形になっているだけなので、箸の操作中に指に力が入ってしまうと、箸先が簡単にずれてしまいます。
画像 ソフトバリアフリー箸トング式
また、これも操作性にも関係しますが、ソフトバリアフリーはしトング式箸は
波型グリップで持ちやすいことは持ちやすいですが、
楽々箸に比べてお箸を持つ場所がやや細いので、
お箸のフィット感については
太い箸を選ぶか滑りにくい箸を選ぶかになってきます。
耐熱温度なんですけれど楽々箸の場合は普通に食事する分には気にする必要はないですが
ソフトバリアフリー箸トング式の場合は
耐熱温度が70℃ですので
温かいうどんやそばを食べるときには温度に注意しないといけません。
画像 出来立ての78℃のうどんが70℃以下になるまでに約10分かかりました。うどんは少し伸びてしまいました。
耐熱温度が70℃ですので鍋やすき焼きなどの時は直接鍋をつつかないほうがいいでしょう。
画像 鍋の中の温度は常に90℃前後です。
また、「楽々箸」は耐熱温度が110℃のため
食器洗浄機使用可、食器乾燥機使用可、煮沸消毒可となっていますが、
「ソフトバリアフリー箸トング式」は耐熱温度が70℃のため
食器洗浄機使用不可、食器乾燥機使用不可、煮沸消毒不可となっています。
ここまで比較すると「楽々箸」の方がよさそうに感じます。
ただ、コストについては「楽々箸」は「ソフトバリアフリー箸トング式」の約2倍です。
コスト以外にも
ご自身または家族の手の状態やご自宅でどのような使い方や洗い方をするかなども考慮に入れれば
迷わずお箸選びができると思います。
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