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    家事、調理に関する自助具としても使用できる一積二調の概要

    一積二調とは、電子レンジの使用時間を短縮できる、元々は一般向けに作られた製品ですが、家事、調理に関する自助具(家事・調理関連自助具)としても使用できます。
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    下の画像のように上下にお皿を置いて温めることが出来るので、電子レンジの使用時間の短縮につながります。電子レンジの使用時間が短くなるので結果的に電気代の節約にもなります(電子レンジは消費電力の高い製品の一つです)。

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    元々は一般向けに考案された製品ですが、また、通常温めるのが上記のように2回必要なところを1回の温めで済むので、健常者より調理時間がかかる家事をされる片麻痺などの方にとっては、身体の負担の軽減や調理時間を短縮することのできる道具ですので、家事、調理に関する自助具(家事・調理関連自助具)としても使用できます。


    また、やけど対策として、本体を逆さにすれば、ほとんど熱くならない一積二調は、把手付きの台に早がわりします。熱くなって持ちにくい容器を楽に取り出し、テーブルまで運ぶことが出来ます。(※自助具紹介部の感想ですが、一積二調を使用するからには、上下共にお皿を置いて使用することが多いと思いますので、上に置いてあるお皿は反対に向けずにそのままお盆のように持って行って、下のお皿は一積二調を反対にして把手付きの台の様に持つと効率よく運べます。)
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    下の段に大きなお皿を置いてもフレームがアールになっているので、ひっかからず楽に出せる、脚を折りたたむことが出来るので、収納に便利というのもあります。
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    それから、一積二調の注意点ですが、一積二調の上の部分にのせられる食器を含む食べものの重さは最大で1㎏ですので、それ以上の重さのものは、のせないようにしてください。


    そして、温める際はレンジ機能で温めてください。オーブンや電子レンジのオーブン機能には決して使用しないでください。



    一積二調の実験

    双方ともほぼ同じ温度で、同じ量のコップに入った水を一積二調を使用して同時に温めます。

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    レンジの温度の設定は60度にしました。温まるまでに約1分40秒かかりました。若干温度に差はありますが、どちらもだいたい同じ温度(53.2度と54.5度)になりました。

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    次は、上記と同じ種類で同じ量のコップに入った水1杯だけを温めます。


    温度の設定は60度にしました。温まるまでに約1分20秒かかりました。上記のコップ入れた温めた2杯の水と少し差はありますがだいたい同じ温度(59.8度)になりました。

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    以上のことから、2杯の方は1杯の方にに比べ温める時間は約2割増しですので、一積二調を電子レンジに使用すれば調理時間の短縮になるだけでなく、電気代の節約になるのがわかります。


    また、加熱後も一積二調は、脚の部分も本体の部分も熱くなりませんので、脚の部分を持たなくても本体の部分を持てば、お盆の様に片手でも運べます。片麻痺の方の片手しか使えない片は、脚の部分を持たずに本体部分を持った方が安定します。



    一積二調のスペック

    サイズ:236×83mm
    重量:145g
    耐荷重:1㎏
    材質:耐熱ABS樹脂(耐熱温度 120℃)