• このサイトはPR記事を含みます。

    すくいやすい皿の特徴や使い方は?

    DSCN3841


    画像1 すくいやすい皿

     

    x7L9Ha0u7yFkcL31491534668_1491535481


    画像2 すくいやすい皿と画像を使っての基本的な説明

    すくいやすい皿は、上の画像のようにただの平べったい皿にみえます。しかしよく見るとお皿の一方の底が傾斜していて、もう一方の底はほぼ平らです。そして、その平らな底側のふちは滑らかな流線形を描きながら反り返っています。

     

     

    DSCN3853
    画像3 すくいやすいお皿にリンゴジュースを入れた画像。

    リンゴジュースが左によっていることにより、すくいやすいお皿の右側の傾斜しているのがお分かりいただけますでしょうか。



    DSCN3846


    画像4 すくいやすい皿の窪みにスプーンを置くことができる。

    画像4のようにスプーンを置くための窪みも備わっています。

     

     
    DSCN3848
    画像5

    お皿の向きは、画像5のようにスプーンを右手で持つ場合、傾斜している方側(スプーン置きの窪みのある方側)を右にします。
    <※右手でスプーを持つ場合>

     

    DSCN3850
    画像6

    使い方は、画像5のように皿の底が傾斜している方側からスプーンを入れ、画像6のようにスプーンをその反り返りにあたるまで滑らすと、食べ物が簡単にすくえる仕組みになってます。
    <※右手でスプーを持つ場合>

     

    左手でスプーンを持つ場合は下の画像7、8のように傾斜している方側(スプーン置きの窪みのある方側)を左にします。

    DSCN3868

    画像7

     

    DSCN3867


    画像8

     

     

    DSCN3865


    画像9 すくいやすい皿の裏側。青い3つ丸が滑り止め。

    すくいやすい皿の後ろには、画像9のように、滑り止め(3か所)がついているので、滑り止めマットをお皿の下に引く必要はありません。

     

     

    以上のような特徴から、通常のお皿では食べ物が上手くすくえない、スプーンを持つ方側の反対側の手で食器が持てない、食器を抑えられない方が使うと食事がしやすくなったり、食事が自立したりする便利なお皿です。

     

     すくいやすい皿はどんな病気や障害の人が使うの?

     

    • 脳卒中(のうそっちゅう)などによる片手しか使えない片麻痺(かたまひ)の人
    • リウマチなどの病気により食器が持てない人
    • 手指欠損により食器が持てない人
    • 普通の食器では食べ物が上手くすくえなくなってきた高齢者

     

     

    すくいやすい皿、その他

     

    この「すくいやすいお皿」は市販の自助具があまりなかった頃お皿です。いまでは市販の似たようなお皿は随分と増えましたが、それでも売れ続けるロングセラーです。

     

    すくいやすい皿のまとめ

     

    特徴や使い方など

    • 平べったいお皿に見えるが、皿の底の一方は傾斜していて、もう一方の底は、ほぼ平らで、流線形の反り返りがあります。
    • 使い方は、底の傾斜している方側からスプーンを滑らすように入れ、反対側の流線形の反り返りまでスプーンを滑らせます。そうすれば普通のお皿ではすくいにくいものでも楽にすくえます。
    • 皿の後ろには滑り止(3か所)がついているので、食器を抑える力が弱くても片手しか使えなくても滑り止めマットを使用せずに食事が可能です。

     

    対象の病気や障害

    • 脳卒中(のうそっちゅう)などによる片手しか使えない片麻痺(かたまひ)の人
    • リウマチなどの手指が変形したり筋力が低下する病気により食器が持てない人
    • 手指欠損により食器が持てない人
    • 普通の食器では食べ物が上手くすくえなくなってきた高齢者

     

    適応

    • どちらかの手でスプーンをもち、その先を口元まで運ぶことができれば可能です。

     

    スペック

    サイズ :直径23㎝、高さ3.5㎝

    質量   : 323g

    材質   : メラミン樹脂

    耐熱温度:120℃

    その他 :食器洗浄機、乾燥機使用可、消毒保管庫では80℃以下15分以内で消毒、電子レンジ不可

    原産国  : 日本