画像 箸ノ助 画像 箸ぞうくんクリアⅡ
私は脳梗塞で右手に軽い麻痺があります。先日デイケアで「箸ぞうくんクリアⅡ」をお試しで使う機会があり、一応問題なく使用することができました。
それで、右手でもう一度お箸を使って食事をしたいと思い、インターネットで自助具のお箸について調べるようになりました。
ただ、インターネットで自助具のお箸について調べているうちに「箸ノ助」という自助具のお箸を知りデザインが気に入ったので、「箸ぞうくんクリアⅡ」より「箸ノ助」を使いたいようになりました。
しかし、私が通うデイケアには「箸ぞうくんクリアⅡ」しか置いてありません。
そこで、質問なんですが「箸ぞうくんクリアⅡ」を使うことができれば「箸ノ助」は使うことができますか?
(※質問内容を一部抜粋、改定しています。)
結論から申し上げますと、脳梗塞による軽い麻痺で「箸ぞうくんクリアⅡ」を使うことができれば「箸ノ助」を使うことができます。
実際には「箸ぞうくんクリアⅡ」や「箸ノ助」を使えるかどうかのテストとして、お箸を使用する方の手で紙コップやペットボトルを持って口元まで持っていけるかどうかのテストをしていただいているのですが、質問者さんの場合は脳梗塞による軽い麻痺で「箸ぞうくんクリアⅡ」が問題なく使えてたということですので「箸ノ助」についても問題なく使うことができるでしょう。
ただ、「箸ノ助」は親指や人差し指の付け根を添わせる窪みや親指や人差し指の先を添わせる楕円形の窪みがあり割としっかりと持てる自助具のお箸であるのには違いないのですが、親指を載せる突起や人差し指や中指の側面を当てるひれ状の突起がある「箸ぞうくんⅡ」ほどはしっかりとは持てないので、「箸ノ助」は「箸ぞうくんⅡ」に比べて若干ですが操作の難しい自助具のお箸になります。
画像 出来たばかりのうどんの温度 画像 鍋をしている最中の鍋の中の温度
それと「箸ぞうくんクリアⅡ」は耐熱温度が110℃ですので上の画像のように食べ物の温度面では気に必要はほぼないですが、「箸ノ助」は耐熱温度が80℃ですので、上の画像のように出来立てのそばやうどんを食べる分には問題ないですが、常にとろ火で火をかけている鍋などを直接つつく行為はやめておいた方がいいでしょう。
ただ、そうはいっても「箸ノ助」は自助具のお箸の中ではお箸の操作が簡単な部類に入りますので、「箸ぞうくんクリアⅡ」に比べて「箸ノ助」はデザイン的に気に入って購入される方が多いです。