画像 ボタンエイド(グッドグリップ)
ボタンエイド(グッドグリップ)は関節炎、リウマチ、神経系の病気などで手指や手首の関節が変形してしまったために手先の細かな動作が行えなくなり、ボタンが上手くはめられなくなった人が使う針金部とグリップで構成された自助具です。
ボタンエイドの使い方は下の画像のようにボタンエイド(グッドグリップ)をボタン穴に通し、ボタンエイド(グッドグリップ)の針金部にボタンを引っ掛けてボタン穴に通します。
ボタンの留め方
画像 ボタン穴にボタンエイド(グッドグリップ)の針金部を通します。
画像 ボタンエイド(グッドグリップ)の針金部をボタンに引っ掛けます。
画像 そして、そのままボタンエイド(グッドグリップ)を戻せばボタンを留められれます。
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ボタンの外し方は下の画像のようにボタンのはめ方と逆の動作を行います。
ボタンの外し方
画像 ボタンエイド(グッドグリップ)の針金部をボタンに引っ掛けます。
画像 ボタンを引っ掛けたボタンエイド(グッドグリップ)の針金部をボタン穴に通します。
画像 そして、ボタンエイド(グッドグリップ)の針金部からボタンを外し、ボタンエイド(グッドグリップ)をボタン穴から抜くだけです。
このように手先の細かな動作が行えなくなった人が、ボタンエイド(グッドグリップ)のグリップを握って針金部にボタンを引っかけてボタンの留め外しを行うのでグリップの持ちやすさが重要になってきます。
このことからボタンエイド(グッドグリップ)が通常のボタンエイドは、しっくりと手になじむゴム(サントプレン)製で、指をあてがう部分には滑り止めの加工(溝)が施されています。
また、木製のグリップのボタンエイドに比べてボタンエイド(グッドグリップ)はやや重量(50ℊ)があるので手が少し震えてしまう人には特に扱いやすい自助具です。
軽いほうが操作しやすいという人は下の画像のようにグリップが木製のボタンエイド(26ℊ)を選ぶといいでしょう。因みにこのグリップが木製の鉤フックはファスナーの上げ下ろしをするためです。
ボタンエイド(木柄)
ボタンエイド(グッドグリップ)